ウンブリア州のイベント
ウンブリア州はフェスティバルや文化、伝統的イベントが年間を通して多く開催されます。
1月
豚製品「ノルチネリア(Norcineria)」月間(全地域)
ウンブリアの豚肉生産の伝統は非常に古く、「ノルチーノ(Norcino)」というイタリア語の単語は、あらゆる豚肉製品の製造に精通した専門家のことを意味します。これは、豚肉生産で中世から有名だったノルチャ(Norcia)というウンブリア州の町の名前に由来しています。
1月は、伝統的に豚肉処理を行っていた月です。冷凍庫など無かった昔、人々は自然の寒さを利用して、その年一年間分の加工肉(サラミ、ハム、ソーセージ)を準備していたのです。
2月
貴重なノルチャ産黒トリュフおよびヴァルネリーナ(Valnerina、ノルチャの一地区)の伝統食材の見本市
州全体でも最も高級食材として知られ、ウンブリアの食卓の王と呼ばれる黒トリュフを扱った重要な見本市です。
3月・4月
パスクア(イースター)のお祝いと食の伝統(全地域)
ウンブリア州ではパスクア(Pasqua イースター)の時期に伝統的な儀式や宗教的なイベントがあります。聖週間の祝事は、ほぼすべての町で行われます。パスクアは四旬節のシーズンの終わりなので、食材は特に大きな役割を果たしているのです。伝統的な食べ物といえば羊やヤギ、アーティチョーク、特製ケーキとパスクアのピッツァと呼ばれるパンの一種などがあります。ピッツァ・ディ・パスクアは小麦粉、パルメザンチーズとペコリーノチーズ、卵、ラードを使って作られるパンで、ウンブリア産のカポコッロというサラミを詰めたり、ゆで卵を添えて、パスクアの時期に食されています。
5月
トーディ・フィオリータ - 花咲くトーディ(トーディ)
5月の第2週には、トーディの美しい歴史地区で「トーディ・フィオリータ」が行われます。フラワーガーデニングの全国展覧会です。
この素晴らしい中世の街の歴史地区がフラワーガーデニングの舞台となり、花の香りとエッセンスを加えている中、訪問者はさまざまな順路に沿ってその旧市街を訪れることができます。
5月・6月
キリストの聖体の祝日 - Corpus Domini (オルヴィエート)
キリストの聖体の祝日は、キリスト教の儀式の中でも年間を通して最も重要な式典の一つで、1264年9月8日にボルセーナの奇跡にちなんでウルバーノ4世によって制定されました。1263年一人のボヘミア人司祭ピエートロ・ダ・プラーガがプラハからローマに向けて旅をしていました。彼は聖体拝受の祭儀でパンと葡萄酒がキリストの肉と血に変わるとする"全質変化"に疑いをもっていたのです。その司祭がボルセーナのサンタ・クリスティーナのお墓でミサを行っていると、ホスチアから血が滴り落ち、聖体布を赤く染めたのを目の当たりにしました。
その時から毎年オルヴィエートでは、聖体の祝日の次の日曜日に、ボルセーナの奇跡の聖体布を貴重な聖遺物箱に納め、行列をなしてドゥオーモの中から外へと運び出されます。その列は町のすべての地区と重要な場所を練り歩きます。
この宗教的な行進は中世の伝統的な様相をもっていて、当時のオルヴィエートの司法官、紋章、兵士など、見る人を引きつける大変興味深い行列となります。このイベント開催中にはオルヴィエート中心地区にある古い修道院ないで中世時代を再現したとても美味しい夕食会も開かれます。
その夕食会のスタッフは1300年代の様式そのままの衣装を身にまとい、夜の9時頃にキャンドルの灯火、音楽、演劇を楽しみながら開催されます。
メニューは中世時代の食事を忠実に再現されており、とても貴重なものです。
6月〜9月
夏の収穫祭 - SAGRE ESTIVE – ウンブリア州全土
ウンブリア州の夏は収穫祭が多く開催され、地方の様々な特産物を味見できます。トリュフからニョッキ、アスパラからキノコ、子豚の丸焼きからガチョウまで、ほかにも千にもおよぶ珍味が待っています。
2007年度の収穫祭一覧については本ディスカバリング・ウンブリアの予約係までお問い合わせください。
7月
ウンブリア・ジャズ - Umbria Jazz (ペルージャ)
ジャズ音楽のとても有名な祭典で、1973年よりペルージャで開催されています。30年以上の歴史をもつウンブリア・ジャズは、その舞台には様々な有名ミュージシャンが登場しました。Dizzy Gillespie, Sam Rivers, Herbie Hanckok, Enrico Rava, Miles Davis, Lionel Hamptonなどで、最近では Dedee Bridgewater, Gilberto Gil , Milton Nascimento, Terence Blanchard, Paolo Conte, Vinicio Capossela, Nicola Arigliano, Miriam Makeba, The Coolbone Brass Band of New Orleans, Lyle Henderson & Emmanuel Gospel Singers なども参加しています。
このジャズイベントは毎年7月に10日間、朝から夜まで、ペルージャの中心地区で開催され、多くのコンサートが無料で行われます。
熱気球グランプリ(トーディ)
毎年イギリス、ベルギー、ドイツ、イタリア、米国、アイルランド、スイス、オーストリアおよびその他各国から合計40人のクルーがトーディの町に集まり、ウンブリアの空中に気球で舞い上がります。熱気球は毎日早朝に離陸します。市内中心部や郊外からその美しい飛行の様子を観覧することができます。
8月・9月
ブドウの収穫 (オルヴィエート、トーディ近郊)
9月はブドウの収穫月です。
自然と触れ、ブドウ畑の棚に身を置いて、日々の生活の疲労とストレスをぜひ忘れてください。私どもが企画するコースは、アグリツーリズモや農園に滞在しながら、ブドウ摘みのほか、ワインの試飲、カンティーナ見学など様々なアクティビティーが体験できます。
10月
栗の収穫祭 (モッレ Morre, トーディより15キロ)
モッレの美しい町はトーディから約15キロのところにあり、最高の栗がとれることで有名な町です。その栗の実は美しくて大きく、美味しくて世界中に知られています。
たくさんの屋台が開かれ、様々な栗を使った食品・製品を楽しむことができ、地元の特産ワインと一緒にウンブリアの美しい秋を存分に満喫できるでしょう。
11月
オリーブ狩り (オルヴィエート、トーディ近郊)
ウンブリアの独特の気候と地形はオリーブの栽培にとても適していて、そのためにウンブリア州産のオリーブオイルはイタリアでも最高の味といわれています。オリーブの収穫はオリーブが熟す前に行われ、くま手とはしごを用いて実を枝からしごいて取る昔ながらの伝統的な方法が引き継がれています。収穫されたオリーブは鮮度を保つためにすぐに搾油場に持ち込まれ、最高品質のオリーブオイルがしぼられます。ディスカバリング・ウンブリアのツアーはオリーブオイルの試食会、搾油場の見学、アグリツーリズモや農家に滞在しながらのオリーブ摘みなど、さまざまなアクティビティが堪能できます。
12月・クリスマスシーズン
冬期ウンブリア・ジャズ - Umbria Jazz Winter (オルヴィエート)
ペルージャのジャズフェスティバルの姉妹関係にある冬期ウンブリアジャズは、15年前から続いており、毎年年末から年始にかけて開催されます。このオルヴィエートで開かれる5日間のフェスティバルには有名なミュージシャンも顔を揃え、イタリア国内にかぎらず世界中からの観光客を魅了しています。このイベントは毎年1月1日、元日のドォーモ内のゴスペル・コンサートで幕が下ろされます。
プレゼーピオ - Presepi d’Italia (マッサ・マルターナ, トディより15キロ)
毎年クリスマス時期に、小さくてとても可愛らしい中世の町マッサ・マルターナで、このプレゼーピオのイベントが行われます。これは"イタリアのプレゼーピオ"と呼ばれ、イタリア国中から集められたプレゼーピオが展示されます。いわば芸術的なプレゼピオの全国的展示会です。プレゼーピオとはキリストの誕生を再現したもので、イタリアの最も古い伝統の一つとされていて、さかのぼること1223年、アッシジの聖フランチェスコの時代にはすでに最初のプレゼーピオが誕生していたと言われています。
この展示会は町中で開催され、実に18の工房、お店で展示されます。
プレゼーピオ - Presepe vivente (マルチェッラーノ, トディより18キロ)
トーディから18キロの距離にある絵に描いたような町マルチェッラーノでは、毎年12月25、26日と1月1、2、6日に、キリストの生誕と古代パレスチナの生活を模した実際の町が誕生します。
夜になるとたいまつとカンテラに灯がともり、空には流れ星が流れ、ジュセッペとマリアが寝泊まりし、キリストが誕生した洞窟が明るく照らされます。













